本日行われましたグランドスラム東京最終日の結果を報告いたします。
60kg級
永山竜樹:優勝
2回戦
永山◯一本勝(腕挫十字固) AVERSA(イタリア)
序盤からお互い技を出し合い、徐々に永山のペースになります。ここで相手に指導が与えられ、その後、相手の掛け終わりをうまく捉えて腕挫十字固にきめ、初戦を突破しました。
3回戦
永山◯一本勝(合技:袖釣込腰、裏投) CHRISTODOULIDES(キプロス)
お互い序盤から攻め合う展開の中、立ち姿勢から関節を決めたとのことで、相手に指導が与えられます。その後、袖釣込腰で技ありを奪い、その後、裏投で技ありを追加して勝利し、準々決勝進出を決めました。
準々決勝
永山◯GS反則(指導3) CHKHVIMIANI(ジョージア)
序盤から永山がリズム良く攻撃します。相手に消極的との指導が与えられます。その後も永山が攻めますが、投げるまでには至らず、勝負はGSに突入します。GS入って相手が襟を隠したとの指導を受けます。その後も永山が技を繋いで、最後は相手に3度目の指導が与えられ、準決勝に進みました。
準決勝
永山◯優勢勝(内股) BLIEV(中立選手団)
間合いを詰めてくる相手に対して、技を掛けながら捌く展開が続きます。良いリズムで攻撃し、内股で技ありを先取します。その後、挽回せんと前に出る相手に対してうまく対応し、一度、掛け逃げの指導を受けますが、そのまま押し切り、決勝にコマを進めました。
決勝
永山◯GS一本勝(一本背負投) 高藤(パーク24)
序盤から永山が積極的に攻撃していきます。守勢の高藤に指導が与えられます。その後、お互いに攻め合う展開が続き、勝負はGSに突入します。GSに入ってすぐのところで、タイミングよく一本背負投に入って見事な一本を奪い、ライバルであり、先輩の高藤選手を下して、見事、優勝を果たしました。
100kg 級
ダニエルディッチェフ:1回戦敗退
1回戦
ダニエル 優勢負(一本背負投) ◯ KORREL(オランダ)
指導2-1でビハインドの中、終了間際に技ありを奪われ、初戦で涙をのみました。
48kg 級
角田夏実:優勝
2回戦
角田◯一本勝(腕挫十字固) HEO(韓国)
角田の組手、攻撃を嫌がる相手が腰を引き、指導が与えられます。その後、組手争いのところで両者に指導が与えられます。続いて相手が掛け潰れたところを腕挫十字固にきめ、初戦を突破しました。
準々決勝
角田◯一本勝(腕挫十字固) BAVUUDORJ (モンゴル)
開始から激しい組み手争いとなり、両者に指導が与えられます。その後、巴投から腕挫十字固に移行してきめ、一本勝ちで準決勝進出を決めました。
準決勝
角田◯一本勝(腕挫十字固) BABULFATH(スウェーデン)
序盤から角田が組み勝ち、巴投で攻めます。その後、巴投から寝技の展開となり、腕挫十字固を決めて、決勝にコマを進めました。
決勝
角田◯一本勝(腕挫十字固) FIGUEROA(スペイン)
開始早々、巴投から寝技に移行し、腕挫十字固をきめて、オール一本勝ちで優勝を遂げました。
大会後に行われました強化委員会にて、永山竜樹がパリオリンピック60kg 級日本代表に内定致しました。
角田夏実と共に来年7月27日が勝負の日となります。
金メダル獲得に向けて、しっかりと準備していきたいと思います。
応援ありがとうございました!