こんにちは。
OBの下山徳大です。
先日、
指導しているクラブチームが愛知県の予選で初優勝を果たし
5月に講道館で行われた全国少年柔道大会に初出場しました。
結果は得失点差で残念ながら予選リーグ敗退でしたが、
指導者も子どもたちも、保護者の方々も良い経験になりました。
県の代表になるまでの道のりは長かったですが
子どもたちもよく頑張ってくれました。
次は優勝目指して頑張ります。
私は、
小学生の頃から厳しいだけの練習を積むのはうーんと思う派です。
子どもが泣きながら試合していたり、
罵声を浴びせられているのをみると切なくなります。
柔道嫌いになったら嫌だなーと思います。
子どもたちが自ら強くなるために工夫をし、
柔道が強くなるだけではなく、人間的な成長をしてほしいです。
ただやはり試合に勝てないと子どもたちも面白くないので、
試合でも勝てるように指導、練習をしなければなりません。
ここ最近はテクニック強化からフィジカル強化へ練習のウエイトを変化させました。
間違いないことは、
基本が一番大切であるということ。
でも基本的な練習はつまらないと感じることや飽きがくることが多いので、
基本的な技術練習や、身体の動作パターンを
如何に楽しく続けられるかを考え指導しています。
あとは練習に感情を乗せると子どもたちのリアクションは良いですね。
私も日々成長できています。
最近は外遊びが減った結果なのかかはわかりませんが、
身体の使い方が上手くない子が多いです。
正しい身体の使い方や正しい可動域で動けるようにしてあげることができれば
柔道に限らず人生が充実すると思うのです。
楽しく身体を動かす。
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学校の行事や勉強で大活躍。
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みんな柔道を習いたくなる。
名付けて
『柔道人口増加芋づる大作戦』です。
毎日の練習の中で、
参加してくれる子がバランスよく成功体験をできるように毎日目を光らせています。
やはり子どものうちは、柔道英才教育を詰め込むより、
強い身体と優しい心を身につけて楽しく毎日を過ごしてほしいです。
引き続き日本一の柔道クラブチームを目指します。