こんにちは。
2008年了徳寺学園卒(退社)の佐々木です。
柔道選手を引退して約10年にもなります。
現役時代は、一生懸命に柔道をさせて頂いたお陰で、大きな夢は叶いませんでしたが、高校生ぐらいから言い続けた目標には達成することができました。
今でもその経験は非常に私の芯の部分になっています。
現在私はアメリカのフロリダ州で生活しています。
思い返せば引退するときに、私は社会にでる自信がありませんでした、社会からの逃避の選択肢のひとつがアメリカに行くというものだったように思えます。
ここに来たことを後悔したくなかったので、言語と柔道の教え方を必死に勉強しました。
その甲斐あって、今更ですが柔道が得意なんだということに気がつきました。(現役時代は勝つために一生懸命なので、気がつかないことが多かった)
だから今も柔道で生活ができているのだろうと思います。
私の現在の活動は、道場経営を中心に、大学での授業での柔道指導、児童学校での自閉症などを持った子供への柔道指導と柔道がどのように彼らに影響を与えるかの研究です。
柔道を様々なことに広めていきたいです、そうすれば、日本人だけじゃなく、世界の柔道選手や柔道家が様々なところで活躍できますし、食っていけます。
日本の強い選手の引退後はヨーロッパなどへコーチとして行く人はそこそこいるようですが、近いうちにアメリカもその選択肢に入るようになって欲しいです。
そうなるには私たち世代の柔道家の頑張りにもかかっています。
今ある目標に一生懸命に向かって行きます。
ありがとうございました。