こんにちは〜
先日の全日本実業柔道個人選手権大会ではおかげさまで優勝することができました。
応援してくださった方や監督、コーチ、スタッフのサポートがあってこその優勝だと思います。
昨年の選抜以来の個人戦でした。
ものすごく緊張しました。実業団は本当に勝つのが難しい大会だと思います。
手術したことを理由に負けることだけは絶対にしたくなかったので、本当に嬉しい優勝でした。
試合に出られない間に色々な人に支えられていることに気づきました。そのおかげで腐らずに努力し続けることができたと思います。
しかし、この大会での優勝が目標ではないので更に努力して応援してくれる方の期待に応えられる選手になっていきたいと思います。
と、真面目な性格をしている人ならブログもここで終わりでしょう。
私は真面目だけど、まだ書きます。
くれぐれも私は真面目です。
柔道というのは「付き人」いわゆる、打ち込みを受けてくれる相手がいないと試合に臨むことはできません。
今回の実業団では阪本選手が付き人をしてくれると大会前から言ってくれていました。
私は土曜日に試合で阪本選手は日曜日に試合でした。
試合の前日にもかかわらず、快く付き人を買って出てくれる男気のある男です。
しかし、それは試合当日開会式前のウォーミングアップ中に起きました。
私が阪本選手と打ち込みをしていると彼は突然「乳首が痛い」「乳首から血が出る」と騒ぎはじめました。
アップの時間が残り15分もない時の出来事でした。彼は走ってどこかに行きました。
数分後、戻ってきた彼は乳首にテーピングをしていました。
急いでアップを終わらせ、開会式に出ました。
開会式が終わり、控室に戻りしばらくすると阪本選手の姿がありません。
そして、阪本選手の姿を次に見たのは決勝が終わってからでした。
彼はその日、計量だったのですが朝の時点で2キロオーバーしていたそうでサウナに行っていたとか。
阪本くん、何か言ってからサウナに行こうね。
思い返せば彼が大学に入ってきて数ヶ月経った夏頃から2年生の私にタメ口でした。
そして彼についたあだ名が「ゆとりモンスター」
先ほどの男気のある男というのは訂正します。彼はゆとりモンスターです。
いつか阪本選手のいい話をブログで書ければいいなと思います。
今後は阪本選手の人間的な成長と乳首の強化を課題として取り組んでいきたいと思います。
言い忘れるところでしたが、10月にグランプリタシケントに出場するので気が向いたら応援してください。お願いします。
では!